2011年9月29日木曜日

戦闘ゲームの舞台にされた!ギリシャのリムノス島が抗議

日頃ゲームをしているゲーマーの人からすれば些細なことかもしれませんが、地元からの人からすれば大変なことなのでしょうね・・・(国家機密扱いとすべき場所が簡単にゲームで再現されてしまうほど薄っぺらな警備もどうかと思いますが^^;)
ただ、日本ならずアメリカのゲームでも実際にある国や土地なんかを出してしまうこともありますね。その時はちゃんと許可をとったり、名前を一部分だけ変えたりとかもありますが。
まんま、韓国とか北朝鮮が悪者にされたゲームや、日本のイメージが間違っている(常備刀装備、袴が普段着等)ものとかもあれば、どう見ても新宿が舞台になってたり、実際にあるアメリカの基地が出てきたりと様々です。今回の件が、良いか悪いかはプレイするゲーマーではなく、プレイも見たこともない人が決めちゃうことが少し気にかかってしまったブログ管理人でした。

【9月28日 AFP】ギリシャのリムノス島が戦闘ビデオゲームの舞台にとりあげられたことで、島の平和なイメージが損なわれるうえ、ゲームには島の詳細な地理情報が含まれていることから安全保障上も問題だとして、島の当局が抗議の声を上げている。26日の日刊紙エレフセロティピア(Eleftherotypia)が伝えた。

同紙によると、リムノスのアントニス・ハツィディアマンティス(Antonis Hatzidiamantis)市長は、「平和と創造の地であるわれわれの島がゲームで暴力的な戦闘の地と化すことは到底、理解できない」とビデオゲームの内容に抗議。「われわれにはリムノス島の名声を守る法的な権利があるはずだ」と主張した。

リムノスが問題としているのは、チェコのゲームソフト開発、ボヘミア・インタラクティブ(Bohemia Interactive)が制作した戦闘ゲーム「Arma 3」で、北大西洋条約機構(NATO)の特殊部隊が敵の工場を奪取するという内容。

来年の夏に発売予定のゲームの中で、リムノスの発電所が登場。遠景には、リムノス市内のホテルや市街が見える。トルコからあまり離れていないリムノス島にとって、国家の安全保障にも関わる問題だ。地元議会の議長も、「国家機密扱いとすべき場所が、ゲームでは高精細画像で描かれている」と異議を唱えた。

ボヘミア・インタラクティブは、ロンドンで開かれる欧州最大のゲーム見本市「ECTS」で、2001年にベストPCゲーム賞を受賞している。(c)AFP

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